コラム

第2話:小売業界の問題点(人件費増加・人手不足・売上減少)


小売業界や外食業界の問題点は、主に下記の3つです。

(1)人件費の増加
   2018年の東京の最低賃金は、985円です。
   10年前は、766円でしたので、219円(約30%)アップしています。

(2)人手不足
   労働力人口の減少のため、今後も人手不足倒産する企業が増加するかも
   しれません。
   また、人手不足は労働賃金とも関係します。

(3)売上(利益)金額の減少
   競合他社の増加ため、利益を確保することが困難になっています。
   最近では、ドラッグストア、家電量販店でも食料品が売られています。


下記に人手不足と人件費増加の原因の1つを挙げます。

部門従業員契約時間品出し作業時間
青果Aさん4時間2時間
グロサリーBさん4時間2時間

青果部門では、品出し作業が2時間分あるので、Aさんに作業を割り当てます。 グロサリー部門では、品出し作業が2時間分あるので、Bさんに作業を割り当てます。

【問題点1】(人手不足の問題)
 青果部門のAさんとグロサリー部門のBさん、2人の従業員が必要になります。

【問題点2】(人件費増加の問題)
 AさんとBさんの契約時間がそれぞれ、4時間になっているので2時間の 品出し作業の場合、残り2時間の人件費も発生します。 そのために、何かしら作業を見つけています。

これらは、ムダ以外の何ものでもありません。


レイバースケジューリングの進化版、「ワーカープロデュースマネジメント」が上記問題解決のお手伝いをします。

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