コラム

第3話:小売業界の問題点(契約時間)


小売業界の問題点として、パートさんやアルバイトの契約時間があります。

レイバースケジューリングプログラム(LSP)で作業洗い出しをおこない、
作業時間を計測しても、契約時間が壁になり、最適な人員配置が出来ないことがあります。
同じような経験をしているレイバースケジューリングプログラム(LSP)担当者がいるのではないでしょうか?
実際に、レイバースケジューリングプログラム(LSP)を導入した直後の
青果部門の1日のタイムテーブル画面です。



レイバースケジューリングプログラム(LSP)導入で、必要人時が35人時
決めたにも関わらず、青果部門マネージャは、契約時間があるからという理由で、今までと同じ 44人時のタイムテーブルを作成していました。
9人時の作業を探して、無理やり割り当てるのです。
本来であれば、レイバースケジューリングプログラム(LSP)導入により、
9人時の人件費が削減出来たはずです。
1年間ならどのくらいの人件費が削減できるでしょうか? 
また、部門はいくつあるでしょうか?

では、解決方法はというと、1日の契約時間から週の保証時間に変えることです。
いきなり保証時間に変えることが難しいようであれば、まずは、マルチタスク導入をお勧めします。
この部分については、別途、コラムに記述したいと思いますが、
我々が苦労したところであり、ノウハウでもあります。

経営者の皆様、レイバースケジューリングプログラム(LSP)担当者の皆様
「勇気を持って、誰よりも早く、人と違ったことをする」という名言があるように、 ぜひ、勇気を持って、1歩踏み出して、保証時間やマルチタスク導入を検討してみてください。

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