152話「足し算の経営」から「引き算の経営」へ

コラム

〜“減らす決断”が、未来をつくる〜

  • 新商品を増やす
  • サービスを追加する
  • SNSも、ECも、イベントも…

企業が成長しようとするとき、つい“足し算の発想”になりがちです。
けれど実際には、「やることが多すぎて、何も深まらない」状態に陥っている企業も少なくありません。

本当に強い会社は、「やらないこと」が明確である。


「削る勇気」が経営者の器を決める

「どれも大事」「どれも切れない」
そう思って抱え込んだ結果、疲弊していませんか?
実は、“足りない”のではなく、“多すぎる”だけかもしれません。


引き算の経営が生む3つのメリット

✅リソースが集中する
 → 限られた人材・資金・時間を、本当に成果の出るところに投下できる

✅価値が研ぎ澄まされる
 → 商品・サービスの“らしさ”が際立ち、他と比較されにくくなる

✅社員が迷わなくなる
 → 「やらなくていいこと」が明確になると、判断・行動が速くなる


◆ “やらないことリスト”をつくろう

以下のような観点で、現行の業務・サービス・施策を棚卸ししてみてください。

  • 「売上には貢献していないが、続けていること」
  • 「惰性でやっている会議・報告・資料」
  • 「顧客満足につながっていないサービス」
  • 「スタッフの負担が大きいが、評価されない施策」

勇気を持って削ることは、経営の質を上げる“第一歩”です。


まとめ:「減らすこと」は、“後退”ではない。“選択”である

「何をするか」ではなく、
「何をしないか」を明確にすることで、
会社もチームも、一気に“芯”が強くなります。

引き算”は、経営者しかできない最高の仕事。