153話「遅い会社」には、理由がある

コラム

〜スピードが企業の競争力を決める時代〜

「検討します」
「確認します」
「調整します」

その一言が、チャンスを逃しているかもしれません。
今の時代、最も差がつくのは「速さ」です。
それは「考えずに動く」という意味ではありません。
判断して、行動に移すまでの時間”が短い会社ほど、成果を出せるということです。

成功する会社は、常に“早く、試し、直している”。


スピードが武器になる3つの理由

✅市場変化にいち早く適応できる
 → 顧客ニーズ・トレンド・競合の動きに“後追い”しない

✅現場の改善サイクルが早まる
 → 小さなトライ&エラーの回転数が、現場力を育てる

✅判断が早いから、社員も迷わず動ける
 → 上司が「早く決める」文化は、全社の意思決定スピードに波及する


「遅い会社」の特徴とは?

  • 会議で話すだけで、決まらない
  • 上司の承認がいくつも必要
  • 失敗を恐れて“完璧主義”になる
  • 情報が社員に降りてくるのが遅い

こうした“遅さの構造”は、放っておくと企業文化になります。
結果として、機会損失・社員の無気力化・顧客離れを引き起こします。


速く動ける会社をつくるためにできること

① “完璧より速く”を合言葉にする
 → 80点でまずやってみる文化を推奨する(完璧主義は停滞のもと)

② 承認プロセスを減らす
 → 10万円以下は現場責任者判断/SNS投稿は事前承認なし、など権限委譲を徹底

③ 「今日決める」クセをつける会議設計
 → すぐ決められない会議は、議題の質・参加者の構成を見直す

④ 社内情報は“見える化”と“即共有”
 → 社内チャット・共有ドキュメント・朝礼でスピーディに流通させる


まとめ:「速さ」は、最強の差別化になる

商品力、価格、人材すべてが似通う時代。
そこにおいて、「行動が速い」「判断が速い」「改善が速い」会社は、それだけで選ばれます。

速く動ける組織”は、それだけで勝てる。