小売業界の生産性を上げるには、いくつか方法があると思います。
皆さんは、「安全第一」という言葉を1度は耳や目にしたことがあると思います。 実は「安全第一」には続きがあり、「安全第一、品質第二、生産第三」という言葉があったのを御存じでしょうか? 実は、昔は「安全第一」ではありませんでした。 1900年代初頭に、アメリカの製鉄会社では、「生産第一、品質第二、安全第三」という考え方でした。 労働者たちは、生産第一で劣悪な環境の中で危険な業務に従事していために、多くの労働災害に見舞われていました。 労働災害が起こると、生産を維持するために、労働時間が増えて、当然ながら品質にも影響が出てきます。 俗に言う、負のスパイラルです。 そこで、「安全第一、品質第二、生産第三」に変えたところ、生産性も上がったそうです。 今回、お伝えしたいことは、お客様だけでなく、働く人たちの安全を第一に考えることが大切だということです。 働く人が安全で安心して働ける職場づくりを目指すことは、生産性向上につながると思います。 レイバースケジューリングプログラムでも、そのあたりも考慮することをお勧めします。